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国際・共通教育推進部留学生支援課では、左京消防署鹿ケ谷消防出張所の協力のもと、2024年6月26日に、「留学生のための一次救命処置・AED講習会」を開催しました。講習は、京都大学生協留学生委員会メンバーの逐次通訳により日本語と英語の2か国語で行われました。
はじめに、消防隊員より心肺蘇生法の流れとAED(自動体外式除細動器)の操作について説明があり、続いて、参加者一人ひとりが胸骨圧迫やAEDの操作体験を行いました。また、キャンパスのAED設置マップを使って、AEDの設置場所を確認しました。参加した留学生たちからは消防隊員に対し積極的に質問が投げかけられ、消防隊員からは、傷病者を発見したら、反応を確認し、第一に119番に通報すること、そして大きな声で周囲の人に協力を求めることなどのアドバイスや、近くにAEDがない時には胸骨圧迫を行うだけでも意味があること、AEDを使用する際に注意することなどの説明や演習が行われました。参加した留学生からは、「英語による説明があったことで内容がわかりやすくとても参考になった」、「AEDの使い方を理解できた」といった感想が寄せられました。
目の前に傷病者がいた時、早期に発見し協力して手助けすることで、傷病者の救命効果が高まるとされています。参加した留学生たちが、本講習を通して、傷病者の早期発見から通報、心肺蘇生とAEDによる一次救命処置といった「救命の連鎖」がいかに大切かを学んでくれたことと期待しています。
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講習会の様子の動画は、留学生支援課のインスタグラムにて公開しています。
KUISIT@京都大学 | Instagram