第17回京都大学東京フォーラムを開催しました

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 「人口減少社会のデザイン -新たな未来のカタチとは?」をテーマに、第17回 京都大学 東京フォーラムをシェラトン都ホテル東京にて2023年10月17日に開催しました。今年の出席者は約200名で、本学卒業生を中心とした国会議員、企業、官公庁の関係者等が集まり、本学からは湊長博 総長をはじめ、理事・副学長、部局長等が出席しました。

 フォーラム冒頭、湊総長による挨拶の後、廣井良典 人と社会の未来研究院教授が、「人口減少社会のデザインー新たな未来のカタチとは?」と題して講演を行いました。講演は、人類史上の人口推移の説明や、AI分析に基づく政策提言、成功した都市計画の事例紹介など、日本社会にとって非常に重要なトピックである人口減少社会に関して、多岐にわたる解説が行われました。

 続いて、稲垣恭子 理事・副学長をモデレーターとして、登壇者の廣井教授に加え、柴田悠 人間・環境学研究科教授をパネリストとして新たに迎え、3名によるパネルディスカッションを行いました。話題は、若者世代への社会保障やダイバーシティの観点から見た分散型社会の在り方など、講演内容をより深めつつ、今後日本社会が推し進めるべき具体的な提言にも及びました。時には、2023年12月に開設される京都大学学童保育所 京都大学キッズコミュニティ(KuSuKu)が紹介される場面もありました。

 パネルディスカッション終了後に実施した懇親会では、湊総長による開会挨拶後、来賓の森田正信 文化庁次長、垣内威彦 三菱商事株式会社取締役会長(京都大学鼎会会長)、谷合正明 参議院議員からそれぞれ挨拶がありました。フォーラムに引き続き多くの方が参加され、交流を楽しみました。

 また、今回の東京フォーラムの開催に先行して、経済界のトップで活躍する本学卒業生による総長支援団体「京都大学鼎会」の第12回総会が会場とオンラインを合わせて約60名の出席者を得て同日に開催され、今後の本学の発展に向けての意見交換などが行われました。

 本フォーラムは、首都圏における本学の情報発信という目的に留まらず、出席いただいた各界で活躍されている本学関係者の結束を図るという効果を期待して実施しています。今後もこのような機会を継続的に提供し、本学のプレゼンス向上に努めていきたいと考えています。

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湊総長
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廣井教授
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柴田教授
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稲垣理事
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森田次長
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垣内会長
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谷合議員
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パネルディスカッションの様子
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懇親会の様子