盛山正仁 文部科学大臣が、2023年10月1日に本学を訪れ、iPS細胞研究所(CiRA)と高等研究院 物質―細胞統合システム拠点(iCeMS)を視察されました。
盛山大臣は、まずCiRAを視察され、湊長博 総長、髙橋淳 CiRA所長、山中伸弥 同名誉所長兼京都大学iPS細胞研究財団理事長らとiPS細胞研究の現状などについて、意見交換を行いました。また、盛山大臣はCiRAの第1研究棟を視察され、吉田善紀 同准教授からiPS細胞由来の心筋細胞について、髙島康弘 同准教授からナイーブ型iPS細胞※ について説明を受け、細胞を顕微鏡で観察されました。
次に、盛山大臣は、iCeMSを視察され、上杉志成 iCeMS拠点長から拠点の研究や取組の概要の説明を受けたのち、深澤愛子 同副拠点長の案内により最新の研究設備やオープン・オフィスなど拠点内を視察されました。続いて、時任宣博 理事・副学長や鈴木淳 同副拠点長らも交えて、これからの拠点のあり方等について、意見交換を行いました。
視察を終え、盛山大臣は、文部科学省による基礎研究振興の重要性について言及されました。
- ナイーブ型iPS細胞:より初期の発生段階の胚に近い性質を持つiPS細胞。通常のiPS細胞は「プライム型」と呼ばれ、区別される。
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