京都大学教育学部同窓会（京友会）総会・講演会・懇親会が、2023年7月9日に、百周年時計台記念館を本会場として、昨年同様オンラインと会場を結んだハイブリット型で開催され、51名が参加しました。
はじめに津田仁 会長（教育学部・1979年卒）から挨拶がありました。続く総会では、「京友会国際賞」の授与が行われ、会場からは受賞者の温秋穎さん（教育学研究科博士課程）と藍予智さん（教育学研究科修士課程）、推薦者のEmmanuel Manalo 教育学研究科教授による受賞挨拶、オンラインでは馮可欣さん（教育学研究科博士課程）による挨拶がありました。また、研究助成を受けた学生も出席し、昨年度の事業報告、次年度の事業計画や会の運営に関する議案について話し合いました。
引き続き続行われた講演会では、堀真一郎 学校法人きのくに子どもの村学園長（教育学部・1966年卒）による「体験学習で学校を変える」と題した講演が行われました。とつとつとした語り口の中に、子供達を思いやるやさしさや準備と教育に対する情熱・思想・理論が込められた話に、会場の参加者は聞き入っていました。現在は和歌山県の他に福井県、山梨県、福岡県、長崎県の5つの小中学校と高等専修学校へ愛車を運転して回っており、講演後には神戸港からフェリーに乗って長崎に行くという話には会場からどよめきが起こりました。
その後の懇親会は、軽食を食べながら茶話会での開催となりました。このような形態で実施できるのは4年ぶりであり、学生たちも普段は話せない先輩との話を楽しみました。最後に、副会長の齊藤智 教育学研究科長からの挨拶で閉会となりました。
本会は、現地の参加者とオンライン参加者がともに楽しむ、とても有意義な会となりました。
