フィールド科学教育研究センターは、2022年11月27日にホテルシーモア(和歌山県白浜町)にて、瀬戸臨海実験所100周年記念式典・講演会を対面とオンラインのハイブリッドで開催しました。実験所の卒業生や共同研究者、自治体や漁業共同組合の方々、京都大学の教職員など95名の来場と、120名のオンライン参加がありました。
記念式典では、朝倉彰 フィールド科学教育研究センター長および湊長博 総長の式辞に続き、塩田剛志 文部科学省高等教育局専門教育課長、白山義久 海洋研究開発機構科学アドバイザー・京都大学名誉教授、井澗誠 白浜町長、遊佐陽一 奈良女子大学副学長から祝辞がありました。
次に、地域の発展振興に尽力されている瀬戸部および、日頃から海洋生物の提供を受けている漁業共同組合の方々へ感謝状と記念品を贈呈しました。
講演会では、瀬戸臨海実験所100年の歴史、海産無脊椎動物や畠島一世紀間調査の研究成果、教育関係共同利用拠点の活動紹介、白浜水族館の歴史をテーマに、実験所の教職員による講演がありました。100年という長い歴史に思いを馳せ、懐かしい写真や最新の研究成果を参加者で共有することができ、講演会は盛会のうちに終了しました。
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