「いずれは国際機関に就職したいがどこで経験を積めばよいのかわからない」、「留学は必要なのか。何を学んだらよいのか」、「学校での学びがどう実務につながるのだろうか」、国際開発の世界での仕事に興味を持ちながらも、具体的に何をすべきなのかわからず漫然とキャリアを歩む人は少なくありません。
「国際開発プランニングコンテスト」では、集中講義とケーススタディを通じて、国際開発に求められるスキルやキャリアパスについて理解を深めます。国際開発の最前線で活躍するプロ達が一同に会し、参加者の皆さまに講義をするだけでなくフィードバックも提供します。
国際機関や政府、民間企業などさまざまな組織で国際開発に携わるプロと繋がりができるのも、魅力の一つです。ぜひこの貴重な機会を逃さずにチャレンジしてください。
皆さまのご応募をお待ちしています。
募集要項
募集人数
50名程度
- 応募者多数の場合は書類選考あり。
- 海外派遣は数名選抜します。新型コロナウイルスの感染状況等により、中止またはオンラインに変更となる可能性があります。
対象者
高校生、大学1、2年生
- 下記Day1〜6の全日程に参加できることが条件となります。
- 理系・文系問わず、将来、国際開発分野で働きたいと考えている方を歓迎します。
場所
京都大学吉田キャンパス、京都QUESTION、The Millennials 京都、世界銀行ワシントンDC本部 他
期間
2022年12月17日、2023年2月6日〜8日
(ワシントンDC参加者は2023年3月10日〜15日で渡米予定)
参加費用
無料
(旅行保険料、飲食費、国内会場および米国研修参加者は国内空港までの交通費等、個人的な費用は各自負担)
プログラム詳細
- 国際開発の最前線で起こっている問題をテーマに、チームでその問題解決に取り組みます。さまざまなバックグラウンドをもった人とディスカッションをする中で、論理的思考力やコミュニケーション能力が鍛えられます。
- チームで策定したプランは、国際開発分野のプロが評価します。プランニングの過程で、経験豊富な講師陣からのフィードバックも行います。
- その他、国際開発の第一線で活躍されている方々との交流の機会、さらに必要なスキルを学ぶ場もご用意します。講師陣と近い距離で、キャリアの積み方についてリアルな話を聞くことができます。
- 応募は個人で申し込み、運営側の方でチームを組成します。
- 優秀チームはワシントンD.C.にある世界銀行を訪問し、職員に発表する機会が与えられます。
登壇予定の講師
- 真鍋希代嗣(京都大学 産官学連携本部 特任准教授、元世界銀行コンサルタント、元JICA外部専門家、元マッキンゼー)
- 樋口辰徳(国際協力機構(JICA)南アジア部企画役、元経営コンサルタント、元国連代表部外交官)
- 殿内海人(国際協力機構(JICA)企画部、京都大学アジアアフリカ地域研究研究科博士前期課程修了)
- その他、国際機関や民間企業の関係者
スケジュールと主な内容
Day4〜Day6は泊まり込み形式の合宿となります(宿泊費は大学側が負担)。
Day1(2022年12月17日)
- ガイダンス
- 講義「国際開発の潮流」(仮)
- 問題解決トレーニング
- ケース課題の説明
Day2、3リモートフィールドワーク(2022年12月〜2023年2月の期間中に90分×2回) )
- ケース課題への解決策をチームで準備
- 仮説形成のため対象国の若者とオンライン交流(1回)
- 仮説検証のため対象国の若者とオンライン交流(1回)
日程はチーム別に調整予定
Day4(2023年2月6日)
- 課題の中間発表、フィードバック
- 講義「国際開発のキャリア」
- ケース課題のブラッシュアップ
- メンタリング
Day5(2023年2月7日)
- 課題の発表、審査、フィードバック
- 講義「国際開発の世界で求められる能力」
- ケース課題のブラッシュアップ
- メンタリング
Day6(2023年2月8日)
- 課題の発表、審査、講評会
- 個々人へのフィードバック
- 講師および参加者で懇親会
優秀チームは、2023年3月10日〜15日にワシントンD.C.の世界銀行本部等を訪問します。
- スケジュールは変更になる可能性があります。
申し込み
以下の申し込みフォームよりお申し込みください。
国際開発プランニングコンテスト2022 応募フォーム
申し込み締め切り
2022年11月30日(水曜日) 17時00分
発表
2022年12月7日(水曜日)までに発表します。
問い合わせ
産官学連携本部IMS起業・教育部
E-mail: venture*saci.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
主催
京都大学産官学連携本部
後援
一般財団法人三菱みらい育成財団
- この事業は一般社団法人三菱みらい財団の2022年度「卓越した能力を持つ人材を早期に発掘育成する先端・異能発掘・育成プログラム」の助成金により実施します。