日本経済新聞社、日本経済研究センター主催、本学、大阪大学、神戸大学の協力により「『関西経済人・エコノミスト会議』京都大学・大阪大学・神戸大学3大学シンポジウム」が、「関西が拓くデータ社会 産学の挑戦」をテーマとして、大阪市内にて2022年10月14日に開催されました。当日はオンライン配信を原則に開催され、関西の各大学関係者や関西経済人・エコノミスト会議関係者をはじめ、約350人の参加があり、本学からは湊長博 総長が登壇、時任宣博 理事・副学長が出席しました。
シンポジウムでは新井裕 日本経済新聞社常務執行役員大阪本社代表による挨拶の後、十河政則 ダイキン工業株式会社代表取締役社長から、「ダイキン工業のDX戦略と協創イノベーションの推進」と題し、基調講演がありました。
続いて、津川悟 日本経済新聞社執行役員大阪本社編集局長をモデレーターとして、湊総長、西尾章治郎 大阪大学総長、藤澤正人 神戸大学長、十河代表取締役社長、生駒京子 株式会社プロアシスト代表取締役社長の5名によるパネル討論を行いました。データ社会を担う人材の育成や、医療データなどの膨大なデータを取り扱う際の制度・倫理など、データ社会の今後の課題や新しい産学連携の在り方などについて議論が行われました。各大学からはそれぞれの取組や研究内容について紹介があり、産業界からは大学の研究成果に対する社会実装への期待の声があがりました。今年も産業界と大学が直接対話できる貴重な場となり、盛会のうちに終了しました。
本シンポジウムは、関西の産業界、学界で活躍される方々が集まり、オピニオン形成と交流促進を目的に、関西の地から未来社会を創造することについて考えるために開催されたものです。今後もこのような機会に参加し、産官学連携の推進とともに本学のプレゼンス向上に努めていきたいと考えています。
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当日の様子は2022年11月1日(火曜日)~30日(水曜日)まで以下のサイトにて公開されます。
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