第79回京都大学未来フォーラムを開催しました

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 第79回 京都大学未来フォーラムは、「働く人生のアップデート」をテーマに、薬学部出身で株式会社堀場製作所理事の野崎 治子氏と、経済学部出身でウォンテッドリー株式会社代表取締役CEOの仲 暁子氏を講師に迎え、会場およびオンラインにて2021年12月10日に開催しました。

 はじめに久能祐子 理事からのビデオメッセージがあり、続いて講演が行われました。野崎氏の講演では、「人生やって無駄なことはない!」と題し、やりたいことを見つける秘訣のひとつとして、目の前のことをおもしろいと思って全力で取り組むことがあげられました。続く仲氏の講演では、「シゴトでココロおどろう」と題し、終身雇用制度が崩れつつある現代においてはスキルや人脈といった「無形資産」を持つこと、夢中になれるものを見つけることの重要性が語られました。

 引き続き、稲垣恭子 理事・副学長をモデレーターとしてパネルディスカッションを実施し、組織の育て方に関する議論や寄せられた質問への回答を行いました。最後に講師より参加者に言葉が送られ、野崎氏は、仕事を楽しむための心構えとして「しなやかに! したたかに! しぶとく!」、仲氏は、社会がよりよくなるよう貢献しながら満足した最期を迎えられるように生きるための心構えとして「命をどう使うか」という言葉で締めくくりました。

 講演後、視聴者からは、「大企業とスタートアップ企業のそれぞれの立場が共通するところ、異なるところがある意味浮き彫りになって一層興味を持ちました」、「とても心に響きました」などの感想が寄せられました。

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講演をする野崎氏
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講演をする仲氏
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パネルディスカッションの様子