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医学研究科「医学領域」産学連携推進機構では、2021年8月28日に、市民公開講座「コロナ禍のなかでの高度医療の提供及び医療従事者の育成に向けて」をオンラインで開催しました。
本イベントは、医学研究科および医学研究科附属病院として、コロナ禍において如何に患者のために高度な医療が提供できるか、そして医療従事者をどのように育成していくかといった、必ずしも一大学だけの課題ではない重要な課題に対峙する「上気道手術中の新型コロナウイルス感染拡大予防対策」(山本典生 医学研究科准教授)、「コロナ禍の弊害 ~眼科専門医の立場から医療における情報格差を見つめる~」(沼尚吾 同助教)、「研究開発のどこに資金が必要なのか? ~「細胞療法の新規開発基金」を例に~」(新井康之 医学部附属病院助教)、「”触れる” VR教材システムを用いたコロナ禍での次世代型医師養成への取組み」(山本憲 医学研究科講師)の4つのプロジェクトについて、多くの方に認知され、理解を深めてもらうために実施したものです。
当日は約100名が参加しました。各講演に加え、パネルディスカッションにおいては「コロナ禍での日常診療や研究、教育への影響について」や「国や民間からの支援の現状について」など、普段は知ることのできない話題を取り上げました。
聴講者からは「セカンドオピニオンを提供するシステムに繋げられないか」、「医学生の実習に対して大学全体としての取組みはあるのか」、「医療情報のデジタル化はどの程度進んでいるのか」といった質問が寄せられました。




関連リンク
- 当日の様子をYouTubeで公開しています。
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