このたび、本学学術研究支援室(KURA)とシュプリンガー・ネイチャー社が共催したオンライン座談会に関する記事(「地球環境問題に挑む若手研究者たちがフィル・キャンベルから得たヒント」)が、学術誌「Natureダイジェスト」の2021年8月号に掲載されました。
KURAの企画運営による同座談会「学問の挑戦と機会:若手研究者とSDGsを越えた先の未来を見据えて」では、本学の4名の若手研究者がシュプリンガー・ネイチャー編集長のサー・フィリップ・キャンベル博士と持続可能な開発目標(SDGs)の実現と実践について議論を交わしました。マリオ・ロペズ 東南アジア地域研究研究所准教授がモデレーターを務めた同座談会には、ジュリー・デロス・レイエス 東南アジア地域研究研究所特定助教、ハート・ナダヴ・フォイヤー 農学研究科特定講師、小川敬也 エネルギー科学研究科特定助教、遠藤寿 化学研究所助教が登壇者として参加し、河野泰之 副学長・東南アジア地域研究研究所教授とアントワーン・ブーケ シュプリンガー・ネイチャー日本法人代表取締役社長がコメンテーターとして加わりました。
本記事は、同座談会に登壇した若手研究者らへのサイエンスライターの取材によって執筆されたもので、国内外からの多様な参加者が視聴した座談会へ登壇するという貴重な経験から得たものを各自が語ったほか、日本における若手研究者および海外出身研究者をとりまく近年の困難な研究環境についても率直な意見が表明されました。
関連リンク
- 地球環境問題に挑む若手研究者たちがフィル・キャンベルから得たヒント | Nature ダイジェスト
- マリオ・ロペズ「学術分野の境界を越えた社会的寄与:変革をもたらす知識の創出」 | Springer Nature Japan
- Mario Lopez “Societal contributions that go beyond academic disciplinary boundaries: producing knowledge for change” | Springer Nature
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