オンライン短期交流プログラム「東アジア・欧米学生のための多文化共学短期受入れ留学プログラム2021 」を実施しました。(2021年2月14日~24日)

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 国際高等教育院では、ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業の一環である「東アジア・欧米学生のための多文化共学短期受入留学プログラム2021」をアジア研究教育ユニットとともに実施しました。大学間学生交流協定校である北京大学、国立台湾大学、香港中文大学、延世大学校、ハイデルベルク大学に加え、新たに、ウィーン大学、ジョージ・ワシントン大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校、タイのマヒドン大学の9校より選抜された38名を短期交流学生として受け入れました。

 例年は夏に開催していましたが、今回はコロナウィルスの影響で開催期間を2月に延期し、京都スプリングプログラムとしてオンラインで開催しました。オンラインプログラムの利点を活かし、京都大学からの受講生という枠を新たに設け、本学学生44名が参加しました。

 本プログラムは、海外の学生と本学学生の共学を軸としたプログラムです。本学学生の国際理解の促進、企画運営能力の向上を期待し、プログラムの一部を本学学生自らが企画することを求めています。プログラムでは、海外の学生と本学学生がともに講義を受講し、フィールドトリップおよび文化体験等に参加しました。

 講義では、5レベルに分かれた日本語講座と、多岐の分野にわたる10のアカデミックレクチャーが提供されました。今年度は新たに、山極壽一 前総長・名誉教授による「人類の社会性の進化 -霊長類学の視点から」、マイケル・ヒュー スタンフォード大学日本センター所長による「日本のエネルギー環境における課題」、松浦健二 農学研究科教授による「シロアリの世界への旅」、佐野真由子 教育学研究科教授による「幕末の外交儀礼から日本の近代外交の幕開けを考える」、家本太郎 国際高等教育院准教授による「日本語の社会言語学的諸相」の5つの講義が提供されました。

 フィールドトリップでは、学生リーダーによる「大塚オーミ陶業株式会社」の事業内容紹介、文化体験では本学学生の企画による琴の演奏を交え、着物・茶道の紹介および折り紙体験を行いました。

 他にも、新しい試みとして研究室訪問を行いました。参加学生からは、将来の選択肢として本学での勉学や研究を検討したいという声が聞かれました。

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大塚オーミ陶業へのフィールドトリップ
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文化体験セッションの様子
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山極前総長による講義
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ヒュー所長による講義
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松浦教授による講義

関連リンク

ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業(令和2年度実施)