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工学研究科都市環境工学専攻では、「グローバル環境人材養成プログラム」を、新型コロナウイルスの現況を踏まえ、学生によるオンラインワークショップ形式で実施しました。本プログラムは、「ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業」の一環として行われたもので、学生、教職員、企業関係者を含め83名が参加しました。
事前準備として、幹事学生と清華大学(中国)およびマラヤ大学(マレーシア)の学生がオンラインミーティングを数回実施し、プログラム内容についての協議を行いました。ミーティングの結果、当日は研究発表、文化交流、クイズコンテストを実施することになりました。
11月6日に実施されたワークショップは大嶋正裕 工学研究科長の開会挨拶により始まりました。続いて、本学より4名、清華大学およびマラヤ大学よりそれぞれ2名の学生が研究発表を行いました。質疑応答も活発に行われ、有意義なオンラインでの研究交流となりました。次に、文化交流としてそれぞれの国の文化を紹介しました。本学の学生は「たこ焼き」の作り方を動画で紹介し、清華大学およびマラヤ大学の学生は、人口の構成や宗教、言語、伝統衣装、食べ物などをスライドで紹介しました。その後、本学学生の考案による環境に関するクイズコンテストを行いました。最後にZuo Jian'e 清華大学深圳国際研究生院副院長より閉会の挨拶が述べられました。
参加者は、プログラムを通して、地球規模での環境問題、各国での環境問題について共通の認識を培い、相互理解を深めました。また、参加学生による本プログラムの報告が、「京都大学国際シンポジウム」(12月1日開催)および「京都大学-清華大学2020年日中環境技術共同研究・教育シンポジウム」(12月5日開催)にて行われました。
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