新型コロナウイルスにより経済的な影響を受けている学生への緊急対応措置として、経済的困難な学生が安心して学業を継続できるよう、緊急的に一定期間(2021年3月まで)、特別の貸与を行う「緊急特別無利子貸与型奨学金」事業の再募集を日本学生支援機構が実施します。
この奨学金は、日本学生支援機構貸与奨学金(第二種奨学金(有利子))制度を利用しつつ利子分を国が補填し、実質無利子にて貸与されるものです。
1.対象学生
学部生・大学院生
※ 外国人留学生(在留資格「留学」)は対象ではありません。
2.対象者の要件
以下のすべてに当てはまる者が対象者となります。
- 第二種奨学金の基準(人物・学力・家計)を満たしていること
※ 申請書類受理後に本学および日本学生支援機構において確認します。 - 推薦時において、第二種奨学金の貸与を受けていないこと
- 家庭から多額の仕送りを受けていないこと(仕送り額が年間150万円以上ではないこと)
- 生活費・学費に占めるアルバイト収入の割合が高いこと
- 学生本人のアルバイト収入について、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大幅に減少(前年比50%以上減少)したこと
3.貸与期間、貸与金額等
- 貸与期間: 2021年1月から2021年3月まで
- 貸与金額: 第二種奨学金と同様の額を選択できます。貸与金額については、日本学生支援機構ホームページをご確認ください。
4.スケジュール
申請書類交付期間 | 2021年1月7日(木曜日)まで |
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書類提出期間 | 2021年1月8日(金曜日)まで |
インターネット申し込み期限 (スカラネット入力) |
2021年1月12日(火曜日)まで ※期限厳守 |
初回交付日 | 2021年2月10日(水曜日) |
5.申請書類交付
窓口交付の場合
「8.提出先・問い合わせ先」に記載の場所で書類を交付します。
郵送による書類交付を希望する場合
返送用のレターパックライト (折り曲げ可能・宛て名を記入のうえ、「氏名、学生番号、緊急特別無利子貸与奨学金申請書類希望」と明記したメモをつけたもの)を、簡易書留またはレターパックライトにて、「8.提出先・問い合わせ先」あてに郵送してください。届き次第、申請書類を返送します。
6.書類提出、提出方法
提出書類
※ 生計維持者の2020年度(2019年1月~12月分)の所得証明書(源泉徴収票、年収見込証明書、所得税の確定申告書(第一票および第二票)、年金振込通知書など該当するものを「貸与奨学金案内」でご確認ください。大学院生:ページ25~、学部生:ページ32~を参照)
なお、2019年1月2日以降に転職等により生計維持者の収入に変化が生じている場合、家計急変後の給与明細(直近3ヶ月分)等を提出してください。
※ 給与明細等が紛失して手元にない場合、雇用主に再発行が可能かどうか確認してください。
左記の記入見本を参考に、送付先・住所等を記入してください。
「レターパックライト」(370円、返信用封筒)は、郵便局のほか、時計台京大生協や一部のコンビニでも購入できます。
提出用法
窓口提出の場合
上記(1)~(7)の書類を以下の「8.提出先・問い合わせ先」に持参してください。
窓口にて書類確認・受理後、インターネット申し込み(スカラネット入力)に必要なID・パスワードを交付します。
郵送で提出の場合
上記(2)~(7)の書類をレターパックライトにて郵送してください。
なお、書類確認後、インターネット申し込み(スカラネット入力)に必要なID・パスワード等をメールにてお知らせします。
7.留意事項
- すでに第二種奨学金(有利子)の貸与を受けている学生は申請できません。
なお、現在、第二種奨学金の手続き中であるが、本事業による奨学金に変更したい場合は、まず「8.提出先・問い合わせ先」に連絡してください。 - 留年している学生は申請できません。
- 「2.対象者の要件」にある仕送り額やアルバイト収入の減少率はあくまで目安です。要件に記載の数値を少し超えているからといって申請できないものではありません。
- 申請内容に虚偽があった場合は、返金を求められることがあります。虚偽申告やその他の不正がないよう注意してください。
8.提出先・問い合わせ先
教育推進・学生支援部 学生課奨学掛
吉田キャンパス本部構内、総合研究10号館1階
(窓口時間:平日 9時00分~17時00分)
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
Tel :075-753-2535
E-mail: 840scholarship*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)