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総合生存学館(思修館)は、雑誌「WIRED」日本版、株式会社フェニクシー、リスタートアップラボ合同会社との共催により、第9回国際シンポジウム「ポスト人新世における生存の未来」をオンラインで開催しました。
第一部は寶馨 総合生存学館長の開会挨拶で始まり、ベンジャミン・ブラットン カリフォルニア大学サンディエゴ校教授による基調講演「On the Post-Anthropocene」を行いました。
続く第二部のパネルディスカッションでは、法学者の稲谷龍彦 氏、芸術家の長谷川愛 氏、デザイナーの川崎和也 氏、Placy主宰の鈴木綜真 氏が、「人新世の時代、コロナ禍によって世界はどう変わるか?」をテーマに活発な議論を交わしました。
第一部・第二部は篠原雅武 総合生存学館特定准教授をモデレータとして行われ、出口康夫 文学研究科教授による挨拶で閉会しました。
引き続き、第三部では高島宏明 総合生存学館特定教授をモデレータとして同学館の学生による研究発表を行いました。2年生のチアゴ・シュバさん、何家歓さん、田中仁海さん、5年生の前田里菜さんの4名がそれぞれ発表し、池田裕一 総合生存学館教授、山敷庸亮 同教授、積山薫 同教授の3名が総括を行いました。
最後に、寶学館長による全体の閉会挨拶があり、盛況のうちに終了しました。
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