こころの未来研究センターでは、「日本仏教セミナー(八宗綱要)」の受講生を募集します。
皆さまのご参加をお待ちしています。
概要
わが国では古来より、神道や仏教などを中心として精神性や道徳、倫理観が構築されてきました。日本発祥の神道に対して、仏教はインド起源であり、インドから日本に伝わる間に、時代的、地域的な変容が起こりました。では、日本に伝わった仏教とは如何なるものなのでしょうか。
本セミナーでは、鎌倉時代の東大寺僧、凝然 (1240-1321)の著した仏教概説書「八宗綱要」を教科書として使用し、日本仏教の土台である、奈良、平安、鎌倉の仏教の基礎を学びます。すでに、2017年度には序章(インド・中国・日本仏教概説)を、2018年度前期には「俱舎宗」の章を、2018年度後期は「成実宗」の章を、2019年前期は「法相宗」の章を、2019年度後期は「三論宗」の章を読破しました。2020年度前期は「天台宗」の章を読み進めていきます。
毎回、セミナーの前半は「八宗綱要」を漢文および現代語訳で読んで内容の解説を行い、後半はグループに分かれて内容に関するディスカッションを行います。仏教の基礎知識が少なく、漢文が苦手な方を対象とした日本仏教概論セミナーですが、専門家の方も参加いただけます。
開催日
2020年3月~7月の木曜日(不定期)(全11回)
- 3月19日 〈中止〉 、4月9日、4月16日、4月23日、5月14日、5月21日、6月11日、6月18日、6月25日、7月9日、7月16日(予備日:7月23日)
時間
18時00分~19時30分
開催地
稲盛財団記念館1階 京都賞ライブラリーセミナー室
(京都市左京区吉田下阿達町46(川端近衛南東角))
薬学部構内マップ[64]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_m.html
対象
中学生以上の一般の方
(研究者も参加可)
定員
30名(先着順)
コーディネーター
- 熊谷誠慈 京都大学こころの未来研究センター特定准教授(上廣倫理財団寄付研究部門長)
- 安田章紀 こころの未来研究センター研究員
参加費
無料
申し込み
定員に達しましたので、申し込みを締め切りました。
件名に「日本仏教セミナー」と明記し、必要事項を記入の上、E-mailにてお申し込みください。
必要事項
- 氏名(ふりがな)
- 所属
- 参加頻度(何回程度参加可能か)
- 返信用メールアドレス
締め切り
定員に達しましたので、申し込みを締め切りました。
申し込み・問い合わせ
京都大学こころの未来研究センター リエゾンオフィス
(平日9時00分~16時00分)
E-mail: kokoro-culture*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
関連リンク
日本仏教セミナー(八宗綱要)(こころの未来研究センターWebサイト)
http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/20200319_0716_kumagai/
その他
17時以降は正面玄関が閉まりますので、川端通南側裏口(駐車場手前)をご利用ください。
(会場の都合上、18時までにご来場ください。遅れる場合は、事前にご連絡ください。)
主催
京都大学こころの未来研究センター 上廣倫理財団寄付研究部門