花山天文台90周年記念音楽映像祭を開催しました。(2019年11月24日)

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理学研究科附属花山天文台では、時計台百周年記念ホールにて、世界的な音楽家である喜多郎氏を迎え、花山天文台90周年記念音楽映像祭を開催しました。

第1部では、喜多郎氏、 音楽家の岡野弘幹氏、打楽器奏者の 祝丸氏によるミニコンサートと、「古事記と宇宙」の上映にあわせた喜多郎氏、ヴァイオリニストの鹿嶋静氏によるライブ演奏が行われました。

第2部では、講演予定であった漫画家の松本零士氏が残念ながら急病により欠席となり、松本氏からいただいたメッセージを披露した後、大野照文 三重県立博物館館長のコーディネートのもと、喜多郎氏、岡野氏、柴田一成 理学研究科教授、磯部洋明 京都市立芸術大学准教授によるトークセッションが行われました。トークセッション中には、松本氏原作の映画「1000年女王」の主題歌「星空のエンジェルクイーン」(喜多郎氏作曲)を、喜多郎氏、鹿嶋氏の生演奏にあわせて歌手の高橋洋子氏が飛び入り出演して歌唱するというサプライズ演出がありました。

最後に、一本潔 理学研究科附属天文台長から花山天文台を引き続き応援していただきたい旨の挨拶があり、終演となりました。本音楽映像祭には、約400名の参加者があり、アンケートでは、「喜多郎さんの演奏、映像、感動しました」、「松本零士さんのご病気は本当に残念でしたが、それを補って余りある内容に大満足しました。高橋洋子さんのあんな贅沢な形でのご登場には本当に驚きました」、「先生方、皆さんのトークもとても面白かったです。私もアメリカの大地で満天の星空を体験してみたくなりました」、「「古事記と宇宙」音から感じる視覚、この宇宙映像にピッタリでした」、 「来年も楽しみにしています」といった感想が寄せられました。

左から、演奏する喜多郎氏、 岡野氏、 祝丸氏、鹿嶋氏

トークセッションの様子

「古事記と宇宙」ライブ演奏の様子

出席者による終演の挨拶