2020年度 京機会総会が開催されました。(2019年11月2日)

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物理系校舎および百周年時計台記念館にて2020年度 京機会総会・講演会・懇親会が開催され、会員とその家族ら計122名の参加がありました。

京機会は京都大学機械系工学教室(専攻)および関連教室(専攻、学科)の卒業生、教員、元教員および在学生にて構成される同窓会組織です。

総会は、蓮尾昌裕 代表幹事(工学部・1986年卒)の司会によって行われました。塩路昌宏 京機会会長(工学部・1975年卒)の挨拶で始まり、鈴木基史 工学研究科副研究科長(工学部・1986年卒)より教室の現状報告がありました。続いて、京機会本部の活動報告・会計報告の後、関西・関東・中部・中国四国・九州の5支部の活動報告があり、役員改選では現会長である塩路昌宏氏が再任されました。その後、2019年度京機会活動に顕著に貢献した会員6名に対し、活動優秀賞の表彰を行いました。

講演会では、「不便だからこそ益があるシステムの設計」と題して、川上浩司 情報学研究科特定教授 (工学部・1987年卒)が講演しました。講演では、便利・不便、益・害とは何か、不便で良かったことや自身が不便益認定した例、不便益の効用、システム設計への応用などをユニークに話しました。学生の参加もあり、「勉強に役立つ不便益はないか?」、「便利⇔不便、益⇔害の4象限のそれぞれの割合はどれぐらいか?」などの質問も出て、大変盛況となりました。

会場を国際交流ホールに移し、引き続き行われた 懇親会は、西脇眞二 新代表幹事(工学部・1986年卒)の司会で行われました。塩路会長による挨拶の後、出席者最年長の下間頼一 氏(工学部・1950年卒)の乾杯の発声により始まりました。大いに盛り上がる中、終盤では恒例の「琵琶湖周航の歌」を参加者全員で合唱しました。最後に、松原厚 工学研究科教授(工学部・1985年卒)の挨拶により、盛況のうちに終了しました。

左から、塩路会長、鈴木副研究科長、川上特定教授、下間氏

講演会の様子

懇親会の様子

集合写真