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柴田一成 理学研究科教授が、プラズマ物理学の顕著な進歩に貢献した研究者に授与される第6回チャンドラセカール賞を受賞することが決まりました。
柴田教授の受賞となった業績は「 太陽及び宇宙磁気流体力学における先駆的かつ独創的な貢献」に関するものです。特に、降着円盤から噴出する宇宙ジェット形成の最初の非定常磁気流体(MHD)シミュレーション、太陽コロナ中のX線ジェット及び彩層アネモネジェットの発見、磁気リコネクション機構に基づく太陽ジェット形成と質量放出の理論シミュレーション、プラズモイド誘起リコネクションとフラクタルリコネクションの先駆的提唱、太陽に類似した恒星で観測されたスーパーフレアが太陽でも発生する可能性があることを指摘したことに対して、授与されました。
なお、授賞式は2019年11月18日~22日にマレーシア で開催予定の第14 回アジア太平洋物理学国際会議で行われます。
関連リンク
- アジア・太平洋物理学会連合プラズマ物理分科会(AAPPS-DPP)
http://aappsdpp.org/AAPPSDPPF/index.html
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