高等研究院iCeMSは、中央研究院(台湾)と合同シンポジウムを行い、台湾オフィス開設セレモニーを開催しました。(2019年6月24日、25日)

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高等研究院 物質ー細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)は、台湾の研究機関・大学との研究連携強化のため、国立バイオテック・リサーチパーク(NBRP)に台湾オフィスを開設することとなり、中央研究院(Academia Sinica)と合同シンポジウムを開催し、iCeMS台湾オフィス開設セレモニーを行いました。

中央研究院は、台湾総統府直轄の最高学術研究機関で、31の研究所やセンターがあり、自然科学、人文・社会科学の各分野での世界トップレベルの研究、人材育成、学術振興を行なっています。

本学からは稲葉カヨ 理事・副学長、北川進 高等 研究 iCeMS拠点長、鈴木淳 同副拠点長をはじめ18名の研究者・職員が参加し、台湾からは中央研究院のFu-Tong Liu 副総裁と研究者が参加した他、各国立大学、国立研究機関代表者が来賓として臨席しました。

この台湾オフィスが、本学の台湾におけるハブとして機能し、台湾の研究機関・大学との共同研究を加速させ、また、中央研究院及び産官学各界と、さらには本学同窓生との交流のハブとして、広く台湾全体での連携が広がっていくことが期待されます。

今後、 高等 研究 iCeMSは、中央研究院内に現地運営型ラボ「統合バイオシステムセンター」の開所も予定しています。ラボでは、 高等 研究 iCeMSならびに、中央研究院の強みを活かした分子センシングの研究を行い、新しい分野を切り開いていく予定です。また、この現地運営型ラボは、2019年7月23日、京都大学On-site Laboratoryに認定されました。

北川拠点長とFu-Tong Liu副総裁

台湾オフィス開設セレモニーにて

左から稲葉理事・副学長、連携コーディネーターのTzu-Ching Meng教授、鈴木副拠点長

共同研究に向けてのブレインストーミング

台湾行政院訪問

科学技術省(MOST)訪問

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