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国立京都国際会館アネックスホールで京都市が主催する「IPCC第49回総会京都市開催記念シンポジウム 脱炭素社会の実現に向けて ~世界の動向と京都の挑戦~」が開催され、その一環として、国際戦略本部と学術研究支援室は、山極壽一 総長と若手研究者による座談会「未来を担う若手研究者と地球社会の持続可能な発展に向けた対話」を開催しました。
「 IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change : 気候変動に関する政府間パネル)」は、人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関し、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うことを目的として、1988年に国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)により設立された組織です。第49回となる今回の総会は、5月6日~13日の8日間にわたり京都市で開催されました。
座談会では、持続可能な未来社会に向けて自ら貢献したいと考える志の高い14名の大学院生を含む若手研究者が、山極総長と活発な議論を行いました。また、河野泰之 副学長・国際戦略本部長がモデレーターを務め、下間健之 京都市地球環境・エネルギー担当局長、竹谷理志 経済研究所 准教授がコメンテーターとして参加し、若手研究者とともに熱のこもった議論となりました。
座談会の他にも、会場に京都大学の取り組みを紹介するブースを設置し、一般来場者との情報交換を行いました。