On-site Laboratory(マヒドン大学:タイ)開所シンポジウムを開催しました。(2019年3月8日)

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このたび、地球環境学堂と交流を深めてきたマヒドン大学の拠点が京都大学On-site Laboratoryに認定されたことを記念して、開所シンポジウムを開催しました。

シンポジウム当日は、マヒドン大学サラヤキャンパスの会場と、地球環境学堂(京都会場)を遠隔装置とスライド共有システムでつなぎ、2会場で同時開催をしました。 マヒドン会場には上野文誠 在タイ日本大使館一等書記官、山下邦明 JSPSバンコク研究連絡センター長が臨席し、マヒドン大学からはBanchong Mahaisavariya マヒドン大学長、Yodchanan Wongsawat 副学長を始めとした大学執行部、本学からは舟川晋也 地球環境学堂長、柴山守 ASEAN拠点所長、藤井滋穂 地球環境学堂教授、米田稔 工学研究科副研究科長、神埼護 農学研究科教授、安藤博 企画・情報部 企画課長および安達まり子 国際戦略本部特定講師、さらに両国学生を交えて約100名が参加しました。京都会場には湊長博 プロボスト 理事・副学長を始め、学内の教員、学生、事務職員55名が参加しました。

Part I はMahaisavariya学長、湊 プロボスト 理事・副学長、上野書記官の挨拶に始まり、続いて湊 プロボスト 理事・副学長が「指定国立大学としての京都大学とオンサイトラボについて」、Mahaisavariya学長が「高等教育と国際化について」、山下センター長が「タイと日本の国際交流について」、そして 日立造船株式会社 タイ現地法人の松尾典義氏が「On-site Laboratoryへの期待と展望について」、講演を行いました。 Part II では、Mahaisavariya学長と舟川学堂長がそれぞれマヒドン大学工学研究科と地球環境学堂について講演を行い、これまでの両大学の共同研究やダブル・ディグリープログラムについて紹介し、続いて両大学で学ぶ学生が、学生生活について発表しました。 Part III では工学系・農学系に分かれて学内を運行するトラムを利用したキャンパスツアーや施設を訪問し、各学域での研究・教育連携の具体化について活発に討議した後、再び全体会場に集まって報告を行い、閉会となりました。

なお、本シンポジウムに先立ち、上野書記官、山下センター長、柴山拠点所長、および本学教授らが、マヒドン大学長への表敬訪問を行いました。 また、同日には、バンコク・アソーク地区で京都大学同窓会を開催し、京都大学在タイ同窓会であるタイ百万遍会の佐々木孝史氏の尽力により、本学卒業生らも参加して約60名が懇親を深めました。

表敬訪問

京都会場

湊 プロボスト 理事・副学長

マヒドン会場

同窓会の集合写真