「京都大学ポスターセッション2018」を実施しました。(2019年3月16日)

公開日

 今回で2回目となる本学主催の高校生によるポスター発表を百周年時計台記念館 国際交流ホールにおいて開催しました。本企画は、高校生が日頃の課題探究活動の成果を府県や学校の枠を越えて披露し、自らの探究心や知的創造力のさらなる向上を目指すものです。全国の国公私立30校・約200名の高校生が参集し、文系理系あわせて46枚の研究ポスターが出展されました。

 はじめに、飯吉透 教育担当理事補・高等教育研究開発推進センター長による開会挨拶があり、「ポスターセッションでは自分の発表はもとより他の発表を聴き交流することも大切です。その際には、3つの“お”に気をつけてください。おもろい、奥深い、オリジナリティです。」と高校生にアドバイスしました。続いて、各校のポスター発表が開始され、最初はぎこちなかったプレゼンテーションも次第に落ち着き、ポスター前にはたくさんの人だかりができていました。その輪の中で高校生同士が、活発に意見交換したり励まし合ったりしながら、研究成果を懸命に伝えようとする姿が印象的でした。

 参加した高校生からは、「質疑応答の質が高く勉強になった」「文系、理系、幅広い研究が同時に発表されていてとても良かった」「自分の研究とは違う分野の人に説明する難しさを知りました」などの感想が寄せられ、優秀ポスター賞3校に対して、飯吉理事補が賞状並びに記念品を贈呈しました。

 いずれの高等学校も非常にレベルの高い探究活動を行っており、ポスターの構成や発表にも工夫のあとが随所に見られました。参加していた本学関係者からも、驚きの声が上がりました。

広島大学附属高等学校
広島大学附属高等学校
山口県立徳山高等学校
山口県立徳山高等学校
宮崎県立宮崎大宮高等学校
宮崎県立宮崎大宮高等学校

優秀ポスター賞 受賞校

  • 広島大学附属高等学校
    「Love's instruction manual -統計分析でみる高校生の恋愛観-」
  • 山口県立徳山高等学校
    「Deep learningを用いた画像認識の研究と応用」
  • 宮崎県立宮崎大宮高等学校
    「コンポストの可能性 -さらなる普及に向けた臭いの改善-」