本学が推進する高大接続による知的卓越人材育成事業ELCASの平成30年度グループ型(第11期)理系体験発表会、個人型成果発表会、ならびに閉講式を国際交流ホールにて開催しました。
2018年10月から2019年1月まで探究活動を行ったグループ型理系受講生(128名中126名が参加)が18分野37題、個人型受講生(5名)が3分野3題のポスター発表を行いました。
閉講式では、個人型修了証授与に続き、修了生代表の横尾奏真さんが「高校では学べないものにたくさん出会えたこと、出会ったたくさんの人にいろいろなことを気づかせていただいたことが2年間のELCAS受講で感じたことです。1年生の方はぜひ個人型に応募してみてください。」とスピーチをしました。
続いて、有賀哲也 副学長(高大接続・入試センター副センター長・理学研究科教授)がグループ型各分野の受講生代表に修了証を授与し、修了生代表の山田澄佳さんが「大学の研究に直接触れることができたこと、たくさんの同志に出会えたこと、自分を高められたこと、このELCASで学べるチャンスを与えていただき、本当に良かったです。ELCASに参加するという選択は高校生という青春の大切な1ページ、人生の宝物となりました。」と修了の辞を述べました。
発表会参加者による投票の結果、個人型から1題にベストプレゼンテーション賞、グループ型から3題にプレゼンテーション賞が授与され、有賀副学長より表彰状と記念品が手渡された後、全員で記念撮影を行いました。
受賞者氏名と発表テーマ
個人型ベストプレゼンテーション賞
- 吉川 凜、中須賀 百花(指導:霊長類研究所 教授 友永 雅己)
「比較認知科学:チンパンジーのこころを探る」
グループ型プレゼンテーション賞
- 寺田 桃実、建部 幹太、小野 祐(物理学分野)
「 22 𝑁𝑎の𝛽 + 崩壊により生じる陽電子と電子の対消滅の観測」 - 尾崎 巧基、亀村 洋平(社会基盤・都市・環境の科学分野)
「動水勾配、半端ないって!!」 - 須山 泰佑、中井 諒馬、久枝 快、関山 実(データサイエンスの数理分野)
「多変量解析と言葉遊び」
個人型修了証授与
関連リンク
- 京都大学ELCAS
http://www.elcas.kyoto-u.ac.jp/
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