第12回湯川記念財団・木村利栄理論物理学賞授賞式を開催しました。 (2019年1月23日)

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湯川記念財団・木村利栄理論物理学賞の第12回授賞式が基礎物理学研究所湯川記念館パナソニック国際交流ホールにて行われました。式では、受賞者の関口雄一郎 東邦大学理学部准教授に湯川記念財団代表理事から賞状とメダル、副賞の賞金等が贈られ、式の後には「現実的な素過程を組み込んだ数値相対論」と題して、関口氏による記念講演が行われました。

湯川記念財団・木村利栄理論物理学賞は、元広島大学理論物理学研究所教授・故木村利栄博士の夫人から財団法人湯川記念財団(2012年4月公益法人移行)へ贈られた寄附金をもとに、2007年度に創設されました。木村博士が大きな功績を残された重力・時空理論、場の理論と、その周辺の基礎的な理論研究において顕著な業績をあげた研究者を顕彰するもので、選考は、基礎物理学研究所に設けられた選考委員会が行います。

左から、九後太一 湯川記念財団代表理事、益川敏英 湯川記念財団顧問、関口准教授、青木愼也 基礎物理学研究所長、田中貴浩 選考委員会委員長