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金光義彦 化学研究所教授が、公益財団法人島津科学技術振興財団より2018年度の島津賞を受賞することになりました。
島津賞は、科学技術、主として科学計測に係る領域で、基礎的研究および応用・実用化研究において著しい成果をあげた功労者を表彰するもので、1981年に創設され2018年で38回目を迎えます。
対象となった業績は「ルミネッセンス分光法による半導体の新規光物性の究明と機能開拓」です。今回の受賞は、光るシリコンなどナノ構造半導体物質の新たな発光現象を発見し、独自に開発した計測・解析装置を駆使し、その量子状態の解明や光物性・光機能の基礎的な理解に貢献し、また基礎のみならず発光ダイオードや太陽電池の高効率化などの指針を与えるもので実用面での貢献も大きく、幅広い領域にわたる学術的影響と社会的貢献を高く評価されたものです。
なお、授賞式および記念講演会は、2019年2月15日に京都ホテルオークラで行われる予定です。
関連リンク
- 公益財団法人島津科学技術振興財団
https://www.shimadzu.co.jp/ssf/news/2018/news20181128-1.html
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