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野生動物研究センターの設立10周年を記念して、シンポジウム・記念式典・祝賀会を開催しました。
芝蘭会館稲盛ホールで行われたシンポジウムでは、はじめに、山極壽 一総長より祝辞および野生動物に関しての講演がありました。続いて「野生動物との共存を目指して」をテーマに5つの講演がありました。それぞれ、村山美穂 野生動物研究センター長が「遺伝子から解き明かす野生動物の謎」、幸島司郎 同教授が「野生動物の行動を理解する」、伊谷原一 同教授が「アフリカの野生動物の研究と保全」、平田聡 同教授が「動物の心を探る」、田中正之 京都市動物園生き物・学び・研究センター長が「動物園との連携研究」と題して講演しました。シンポジウムには一般参加者を含む約230名が参加し、講演後には質問が多数寄せられました。
引き続き行われた記念式典では、村山センター長の式辞、佐藤直樹 理事・副学長の祝辞に続き、門川大作 京都市長、堀場和夫 名古屋市副市長、西井知紀 文部科学省研究振興局学術機関課長より祝辞が述べられ、同センターが残してきた研究成果への賛辞と、将来への熱い期待が寄せられました。その後、松沢哲郎 高等研究院特別教授による基調講演「知遇を得て50年、知己を待つ100年」が行われました。
シンポジウム後に芝蘭会館山内ホールで行われた祝賀会では、本学元総長の尾池和夫 京都造形芸術大学長による挨拶及び乾杯の発声があり、和やかな雰囲気のなか盛大に10周年を祝いました。
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