環境安全保健機構(健康管理部門)では、ヘルシーキャンパス開始年度にあたり、「京都大学ヘルシーキャンパス」キックオフフォーラムを、国際科学イノベーション棟にて開催しました。
同機構では、2017年度から「大学から人々と社会の身体的・精神的な健康を創造すること」を目的に、ヘルシーキャンパス運動を立ち上げ、取り組みを進めています。
フォーラムの開会に先立ち、北京オリンピックメダリストの朝原宣治氏を迎えて、イベント「朝原さんと歩こう」を開催しました。約30人の学生、教職員らが集合し、大学構内から吉田神社境内まで約20分間楽しく歩きました。
このイベントの後、大嶌幸一郎 環境安全保健機構長の開会挨拶でフォーラムが始まりました。続いて、石見拓 同部門長から、ヘルシーキャンパス運動の目的と取り組みについての説明があり、大学から健康づくりを発信することの意義と決意が述べられました。また、村上圭子 京都市副市長からは、「健康長寿のまち・京都」の紹介、中島達弥 京都大学生活協同組合専務理事からは、「生協発健康づくりの取り組み」の紹介がありました。そして、山極壽一 京都大学総長から「ヘルシーキャンパス宣言」がありました。
引き続き行われた「学生が考える健康づくり対談」では、朝原氏と学生、山極総長、石見部門長が、健康づくりについてディスカッションを行いました。学生からは考案中の健康づくりの取り組み案の紹介もあり、活発な意見交換の場となりました。
その後、10月にヘルシーキャンパスキックオフイベントとして開催されたウォーキングチャレンジ「Walk to the moon」の結果紹介、景品抽選会が行われました。朝原氏、村上副市長、中島専務理事、佐藤直樹 京都大学理事・副学長から当選者へ景品目録が授与されました。最後には、川村孝 同機構健康科学センター長から閉会挨拶があり、閉幕となりました。