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北川進 高等研究院副院長・特別教授(物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)拠点長)が、「2017 Chemistry for the Future Solvay Prize」を受賞しました。
本賞は、国際的化学メーカーであるソルベイ社(本社:ベルギー)より未来の化学の礎を築き人類の進歩を促進するような顕著な科学的発見に対して贈られるもので、2013年に設立されて以来2年に1度授与されています。前回の受賞者であるBen Feringa氏は、2016年にノーベル化学賞を受賞しました。
受賞理由についてソルベイ社は、北川特別教授が多孔性金属錯体と呼ばれる全く新しい種類の材料を開発したことや、この材料が、汚染の原因となるような気体を大気中から取り除くなど、今後幅広く応用されることが期待されていることなどをあげました。
授賞式は2017年11月22日(水曜日)、ベルギーのアカデミー宮殿で、ベルギーのフィリップ国王の臨席のもと行われる予定です。
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