昨年に引き続き、5つのリーディングプログラム合同による、「第2回オープンキャンパスin東一条館」を開催しました。当日は、本学学生だけでなく、他大学の学生や地域の方々にも参加いただき、盛況となりました。
リーディングプログラムとは、地球社会にあるグローバルな課題を解決するために、博士課程5年一貫制で、専門分野の枠を超えて、幅広い知識、俯瞰的視野、実践力を備えた人材を育成する教育プログラムです。本学には、「総合生存学館(思修館)」、「グローバル生存学大学院連携プログラム(GSS)」、「充実した健康長寿社会を築く総合医療開発リーダー育成プログラム(LIMS)」、「デザイン学大学院連携プログラム(デザイン)」、「霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院(PWS)」の5つのリーディングプログラムがあります。
オープンキャンパスでは このリーディングプログラムをもっと知ってもらおうと、東一条館全体を使って、パネルによる紹介展示、紹介プレゼンテーション、模擬授業、学生からのメッセージ、相談ブースを実施し、いろいろなコンテンツを通じて理解を深めてもらえるよう工夫をしました。
積山薫 総合生存学館(思修館)教授による模擬授業「心の働きの適応的変化を科学する」では、「逆さメガネ」を使ったユニークな手法での知覚的適応研究のデモを行いました。「学生からのメッセージ」では、学生がリーディングプログラムを選択した理由や、研修施設での楽しいイベントの様子など、日々の生活の様子を話しました。また、相談ブースでは、入試関係をはじめ、本学教員と参加者との活発な質疑応答が行われました。
参加者からのアンケートでは「面白かった」との回答が一番多く、楽しみながらリーディングプログラムについての理解を深められたことがうかがえました。