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京都大学と京都市立芸術大学が主催して毎年開催している「クロックタワーコンサート ~京都大学と京都市立芸術大学による交流の午後~」を、百周年時計台記念館にて開催しました。今回は、「レクチャー&コンサート ザ・バロック」と題し、京都市立芸術大学をこの3月に退職された増井信貴 同名誉教授と、後任として4月から着任された下野竜也 同教授の新旧の指揮により、京都市立芸術大学アカデミーオーケストラが演奏を行いました。
コンサートでは、本学より森田正信 理事が開会の挨拶を行った後、G.F.ヘンデルの「王宮の花火の音楽」から序曲、A.ヴィヴァルディの「四季」から「春」および「秋」、J.S. バッハの「管弦楽組曲第2番ロ短調BMV1067」、O.レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア第三組曲」等が演奏されました。曲の合間には、曲の時代背景や楽器などについての簡単なレクチャーもあり、最後の増井名誉教授の指揮による演奏が終わると、惜しむように鳴り響く拍手が沸き起こり、それに応えてアンコールの演奏がされ、会場はバロック音楽の余韻に包まれました。
参加者からは、「バロックの音楽をまとまって聴いたのは初めてなので感激しました」、「学生の皆さんの演奏する姿がとてもみずみずしく引き込まれました」、「ステージの若葉の背景に野外コンサートのような開放感があり、感動した」などの感想が寄せられました。