食料・生命・環境の未来のための短期学生交流プログラム「南仏伝統産地のワインビジネス戦略」を開催しました。(2017年3月4日~3月12日)

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農学研究科では、食料・生命・環境の未来のための短期学生交流プログラム「南仏伝統産地のワインビジネス戦略」を開催しました。このプログラムは、ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業の一環として行われたもので、モンペリエ農業科学高等教育国際センターブドウ・ワイン高等教育研究院(南フランスモンペリエ)の学生18名と教員4名を9日間にわたり受け入れました。

プログラム初日には全米ワイン・ブドウ学会日本支部(ASEV-J)西日本地域研究会と連携したプログラムとして、中央葡萄酒株式会社の三澤彩奈氏による「Japanese Wines-Pure, Elegant and Authentic」、酒類総合研究所の後藤奈美 理事長による「日本のワイン産業」、小田滋晃 農学研究科教授による「農業生産諸資源の保全・再生とワインツーリズムの可能性」と題した講演を行いました。

2、3日目にはフランスのオクシタニ(旧ラングドック・ルシヨン)州と友好提携協定を結んでいる京都府庁を訪れたり、丹波ワイン、天橋立ワイナリー、堀場製作所で研修を行いました。

4日目以降は、山梨大学ワイン科学研究センター、七賢(日本酒醸造)、シャトーメルシャン、辻調理師専門学校、カタシモワイナリーへのフィールドトリップを実施し、日本のブドウ生産やワイン醸造、ワイン文化の普及について学びました。

プログラム中には2016年8月に国際交流科目「南仏伝統産地のワインビジネス戦略」の一環で、モンペリエ農業科学高等教育国際センターに訪問した本学学生も参加し、プログラム参加者たちとの絆を深めました。

京都府庁での懇談会

ASEV-J西日本地域研究会

日本のワイン醸造について学ぶ

日本酒の製造について学ぶ

最終日の成果報告会

堀場製作所での研修