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農学研究科では、12日間の日程でウインタースクールを行い、中国の北京大学と清華大学から学生5名ずつを短期交流学生として受け入れました。このサマースクールは、「ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム」として実施されたものです。
今回は、田尾龍太郎 農学研究科教授、保川清 同教授、近藤直 同教授ら計10研究室で、学生の受け入れを行いました。
学生たちは教員による講義や体験学習等を受講しました。講義では、日本の農業技術や世界の食料事情について学ぶために農学研究科より近藤教授および秋津元輝 同教授の講義を受けました。次に韓立友 国際高等教育院准教授、湯川志貴子 国際高等教育院附属日本語・日本文化教育センター准教授による講義を受講しました。
体験学習では、農学研究科修士課程2回生の斎藤嘉人さんによる、日本の伝統的な食品である豆腐の講義と実習を行いました。さらに北山杉生産現場での研修、茶道体験の実習等を行い、日本と中国との技術ならびに文化の違いや比較について議論しました。プログラムの最終日には、成果発表会を行いました。
参加学生たちにとって、各自が所属した研究室の教員や学生らと交流することにより、それぞれの研究分野について深く学ぶ良い機会となりました。
関連リンク
- ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業(平成28年度実施)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/international/other/course_01/course28.html