平成29年度京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻 数学系修士課程外国人留学生選考における出題ミスについて

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このたび、平成29年度理学研究科数学・数理解析専攻数学系修士課程外国人留学生選考の問題の一部に出題ミスがあることが判明いたしました。

この事実を厳粛に受け止め、再発防止のためにも深く反省して、ここに発表いたします。

1.出題ミスの内容

2.出題ミス発見の経緯

数学・数理解析専攻数学系の募集人員は若干名で、受験者数6名が筆答試問「数学」を受験した。

筆答試問「数学」終了後、口頭試験中に、口頭試験担当教員が上の間違いに気がついたが、筆頭試問「数学」終了後であり、試験時間中に訂正を行うことができなかった。

なお、筆答試問「数学」の試験時間は9:00~12:00の3時間00分である。

3.採点方法及び受験者への周知について

この出題ミスによる受験者への影響を検討した結果、筆頭試問「数学」の問題4については、受験者全員の答案を正解とすることとした。

なお、この措置により全受験生の合否判定に影響は生じない。

受験者には、出題ミスの内容及び採点上の措置を文書にて通知する予定である。

4.出題ミスの起こった原因とチェック体制について

問題については、複数回の確認を行うために、5人の点検委員により、一人あたり2問の点検を実施したが、ミスの発見に到らなかった。

5.今後の対応策

今後、試験問題の作成、チェック体制の問題点を再度見直し対策を徹底することにより、二度と出題ミスのない体制を構築する所存である。

また、出題にかかわっていない教員が入念に点検を行うことにより、理学研究科として再発防止に努めたい。