ターゲット
公開日
人権委員会は、附属図書館3階ライブラリーホールにおいて「人権に関する研修会」を開催しました。本研修会は、人権委員会の活動の一環として毎年開催しており、2016年は木村敦子 法学研究科准教授が「個人の尊厳・平等と家族法-近時の最高裁判例を素材として-」というテーマで講演しました。
木村准教授は、セクシュアル・ハラスメントの定義、法規制について概説した上で、近時の最高裁判所の判例(婚外子の相続分差別、再婚禁止期間、夫婦別姓に関する判例など)を素材として、個人の尊厳や平等の観点から家族問題について解説しました。
研修会に参加した約50名の教職員は、講演の内容を熱心に聞き入っており、充実した研修会となりました。