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医学研究科とパスツール研究所は国際共同研究ユニットの設置に係る契約書を締結しました。両者は今後ゲノムコホート研究で得られたインフルエンザワクチンに対する免疫反応に関する測定・分析データの統合解析をテーマとして共同研究を行っていく予定です。
主体となるのは松田文彦 医学研究科附属ゲノム医学センター長、アナワット・サクンタバイ パスツール研究所Functional Genetics of Infectious Disease Unitユニット長です。
松田センター長は、2015年2月にジョイントユニット設置についてパスツール研究所と協議を始め、2016年1月には双方の研究機関に共同研究スペースを設置し、本格的に共同研究を開始し、今般契約書を締結することとなりました。
契約書の調印式は、パレスホテル東京において執り行われました。調印式では湊長博 研究・企画・病院担当理事・副学長が見守る中、上本伸二 医学研究科長とのクリスチャン・ブレショー パスツール研究所理事長が契約書に署名しました。今後は両者による協力関係が更に強化され、感染症のゲノム医学研究を中心とした研究交流の深化および国境を越えた世界の健康や公共利益の増進への貢献が期待されます。
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