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防災研究所附属流域災害研究センター穂高砂防観測所が1967年の創立から50周年を迎えたのを機に、雨混じりの天気の中、本観測所からほど近い中尾公民館(岐阜県高山市)にて本観測所の創立50周年式典を開催しました。
同観測所は、岐阜県と長野県の県境に位置する活火山・焼岳のふもとに位置し、土砂災害の防止・軽減を目的として、山岳流域における土砂流出の実態を明らかにすることを目指してさまざまな観測を行ってきました。
式典では、國島芳明 高山市長をはじめとする来賓の方々から祝辞をいただくとともに、同観測所敷地の地権者の方々へこの50年間にわたるお力添えについて感謝状を贈呈しました。また、同観測所に勤務する堤大三 防災研究所附属流域災害研究センター准教授から「観測所の歩み」としてこの50年間の沿革についての紹介を行いました。
続いての記念祝賀会では、共同利用・共同研究施設として同観測所を利用している所外・学外の研究者および地域の方々から多数の出席があり、50年にわたる観測活動の思い出話に花が咲きました。また、同観測所の頻回利用者ランキングを発表し、最多利用賞を正岡直也 農学研究科特定助教(154日利用)に贈呈しました。
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