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「面白い(おもろい)を探求する -わかる、ということ-」をテーマに、第11回京都大学東京フォーラムをパレスホテル東京で開催しました。出席者は約310名で、学外からは本学卒業生を中心とした国会議員、企業、官公庁の関係者等に多く参加いただき、学内からは山極壽一 総長をはじめ、理事・副学長、監事、部局長等が出席しました。
本フォーラムでは、山極総長による挨拶の後、岩崎奈緒子 総合博物館長が「世界の見方が変わるとき -東アジア世界から地球世界へ-」と題して、また明和政子 教育学研究科教授が「相手の心が「わかる」ということ -その起源をたどる-」と題して講演を行いました。
続いて山極総長と稲葉カヨ 理事・副学長、岩崎館長、明和教授の4名により、「わかるということ」についてのパネルディスカッションを行いました。
講演会終了後に実施した懇親会では、来賓の前川喜平 文部科学省事務次官、奥正之 三井住友フィナンシャルグループ会長、竹内譲 衆議員議員からそれぞれ挨拶がありました。
また、今回の東京フォーラムの開催に先行して、同日に経済界のトップで活躍する卒業生が結束して京都大学総長を応援しようという集まりである「京都大学鼎会」の第5回総会が約60名の出席者を得て開催され、今後の本学の発展に向けての意見交換などが行われました。
本フォーラムは、首都圏における本学の情報発信という目的に留まらず、出席いただいた各界で活躍されている本学関係者の結束を図るという効果を期待して実施しています。今後もこのような機会を継続的に提供し、本学のプレゼンス向上に努めていきたいと考えています。