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エネルギー理工学研究所では、エネルギー科学研究科と連携し、JASTIP事業の共同研究先の一つであるキングモンクット工科大学ラカバン校から学部生Kamonchanok Rueangonさんと大学院生Ibrahim Ammarさんをエネルギー科学研究科にて5週間受け入れ、研究指導を行いました。
KamonchanokさんはガリウムドープZnO導電性透明薄膜の研究をしており、本学ではアルミニウムドープZnO薄膜の製造および、熱処理雰囲気、温度の影響について両試料の比較検討を行いました。一方Ibrahimさんは、オルトケイ酸テトラエチルによる酸化チタン表面処理法の開発について研究を行いました。また、研究を通じたスパッタリング装置や表面抵抗測定などの技術の習得以外に、文化体験として日本人学生とともに、花火大会に参加したり、京都の夏の文化的行事である祇園祭には浴衣を着て参加しました。 これらの結果は、2名の学生の今後の発展およびJASTIPの共同研究に大きく寄与することが期待されます。