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今回の京都大学未来フォーラムは、法学部卒業生で、元国連事務次長の赤阪清隆 フォーリン・プレスセンター理事長を講師に迎え、百周年時計台記念館において開催しました。
「国際機関で働く」と題した講演の中で赤阪理事長は、まず、グローバルな難題がますます増えるなかで、国連安全保障理事会が十分に機能していない案件も多いことを説明しました。また、これまで日本が行ってきた国際社会への貢献を紹介する一方で、近年、国際機関で働く日本人職員は極端に少なく、特にトップに日本人はいないことに言及しました。そして、自身の体験をもとに、国際機関で働くことはさまざまな問題に取り組む使命感を追求でき、充実したやりがいのある仕事ができることを紹介し、グローバル人材として世界で活躍するため、国際機関を目指してほしいとのメッセージを送りました。
参加者からは、「国際機関で働くことの魅力がよく伝わってくる内容だった」、「日本人として国際問題を見る大切さというものを深く学べた」、「私も何らかの形で世界に貢献したいと思いました」などの感想が寄せられました。