「さくらサイエンスハイスクールプログラム」を受け入れました。(2015年5月18日、7月6日)

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科学技術振興機構(JST)が主催する「さくらサイエンスハイスクールプログラム」を、5月および7月の2回にわたり本学において受け入れました。このさくらサイエンスハイスクールプログラムは、アジアの高校生を招へいし、日本の最先端の科学技術に触れてもらうだけでなく、日本の大学に将来留学してもらうことを意図したもので、2014年は東京地区の大学に、2015年から関西地区の大学にも要請があったものです。

5月開催のプログラムでは、選抜された高校生がインドから36名、マレーシアから20名、7月開催のプログラムでは、選抜された高校生および関係者が中国から30名、シンガポールから10名本学を訪問し、全体説明会・講義、本学留学生とのランチ・意見交換会、および研究室訪問を行いました。

全体説明会・講義では、冒頭の杉万俊夫 理事・副学長による歓迎の挨拶の後、学術研究支援室から本学の概要・留学制度の紹介、 金哲佑 工学研究科教授が工学部地球工学科のコース紹介を行いました。科学に係る全体講義では、松浦健二 農学研究科教授、小川順 同教授がそれぞれ専門分野における講義を行いました。各講演者の講演後は、高校生との活発な質疑応答を行いました。

ランチ・意見交換会では、当該国から本学に来ている留学生が参加し、自国の高校生の後輩達から寄せられるさまざまな質問に対し親身に答えるなど幅広い意見を交換しながら、本学や京都の魅力を説明しました。

最後に、高校生は10名程度のグループに分かれ、 近藤直 農学研究科教授、杉山弘 物質-細胞統合システム拠点教授、藤井滋穂 地球環境学堂長・教授、梶井克純 同教授、勝見武 同教授(5月開催分)の研究室を訪問し、最先端の科学を見学し体験しました。

留学に興味のある高校生、または進路に悩んでいる高校生にとって、今回のプログラムはより一層本学と科学に対する理解を深め、日本での留学生活を思い描くことのできる良い機会になりました。

歓迎の挨拶をする杉万理事・副学長

全体講義の様子

「昆虫生態学」標本実習の様子

意見交換の様子