「第10回ユニバーシティ・アドミニストレーターズ・ワークショップ」を、百周年時計台記念館にて開催しました。
2015年で10年目を迎える本ワークショップは、アジア地域における大学間協定校および東アジア諸国のAPRU(The Association of Pacific Rim Universities:環太平洋大学協会)、AEARU(The Association of East Asian Research Universities:東アジア研究型大学協会)加盟校から、国際交流・留学に携わる実務担当・責任者が集い、国際化を目指す大学運営の改革・強化に関する共通課題について意見交換を行う貴重な機会となっています。
2015年は統一テーマとして「The Role of International Offices in Implementing the University's International Strategy and Initiatives (大学の国際戦略実現に向けた国際オフィスの役割)」を掲げ、海外から14大学、国内から6大学、本学関係者を含め80名を超す参加がありました。
ワークショップは、稲葉カヨ 理事・副学長による歓迎の挨拶に続いて、「Initiatives to Promote International Student Mobility (学生交流推進に向けた取組み)」、「Promoting International Research Activities (国際的な研究活動の推進)」、「International Office Functions and Human Resources Essential to University Internationalization (大学の国際化に必要な国際オフィスの機能と人材)」の3テーマに関する3つのセッションを行い、本学からは事務職員およびURA各1名がプレゼンテーションを行いました。それぞれのセッションでは、各大学の参加者によるプレゼンテーションに引き続き、テーマに関して活発な議論が繰り広げられました。
大学の国際化を推進する上での成功事例、課題等について、国際交流の実務担当・責任者が具体的に意見を交わすことにより、国内諸大学とアジア地域の主要大学とのネットワークが深化するとともに、各大学の国際交流活動のさらなる発展が期待されます。