本学宇治キャンパスと京都府宇治市との連携に関する協定を締結しました。(2014年11月25日)

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本学宇治キャンパスと京都府宇治市との連携協定締結式が宇治市役所で執り行われ、宇治キャンパスからは岸本泰明 エネルギー理工学研究所長(宇治地区部局長会議代表世話部局長)、辻井敬亘 化学研究所副所長、津田敏隆 生存圏研究所長、川瀬博 防災研究所副所長、疋田覚 宇治地区事務部長など10人余が出席し、宇治市からは山本正 宇治市長、木村幸人 同副市長、石田肇 同教育長の他、各部長が出席しました。本学の岸本所長と宇治市の山本市長とが、協定書に署名を交わし、今後の連携について確認しました。

宇治市と宇治キャンパスとのつながりは年々深まりつつあり、最近では、異常気象に伴い宇治市でもしばしば発生した豪雨災害での支援も契機となり、特に防災分野において協力関係が進展していました。

また、宇治キャンパスでは地域・社会の方々との交流を目的として、毎年、キャンパス公開やたそがれ花見コンサートを実施しており、たそがれ花見コンサートに宇治市の中学生が出演する時間を設けるなどの連携活動を行っていました。

このような中、2014年4月4日に宇治キャンパスで行ったたそがれ花見コンサートに山本市長が来訪され、そこでの対話を契機に、宇治キャンパスと宇治市との連携協力を一層進展させる機運が生まれました。それ以降、両者で意見交換を重ね、本協定の締結式を迎えるに至りました。

本協定は、主に教育、研究、防災・災害対応、広報等の分野において相互に協力することにより、宇治キャンパスの研究環境の充実とともに、宇治市における社会の発展に資することを目的としたものであり、岸本所長は「本連携協力が、宇治市と宇治キャンパスが互いに手を携えながら、力強く発展・成長していく原動力になることを期待している。」と挨拶し、山本市長は「宇治市の次代を担う子供たちの未来を切り開くためにも、最高峰の英知を持つ京都大学との連携はたいへん重要である。」と挨拶し、その後、来賓の田中準一 京都府山城広域振興局長から祝辞がありました。

今後の具体的な取り組みについては、宇治キャンパスと宇治市とで相談・検討のうえ、実施していく予定です。なお、宇治キャンパスが、連携協力に関する協定を締結するのは宇治市が初めてとなります。

岸本所長挨拶

山本市長挨拶

署名

握手する岸本所長と山本市長

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