2014年度FDシンポジウムをホテルセントノーム京都において開催しました。
このシンポジウムは、2014年度に実施した本学とASEAN連携大学による協働教育プログラムの実施結果を踏まえて、次年度の実施に向けた課題・改善点等についてASEAN側および日本側の教員・学生双方の視点で協議・検証を行い、協働教育プログラムの改善・向上に役立てることを目的としたものです。
今回はJICAからゲストをお招きし,本学からは工学研究科、地球環境学堂、経営管理大学院、防災研究所等の教職員、ASEAN側からはアジア工科大学、チュラロンコン大学、カセサート大学、バンドン工科大学、マラヤ大学、ベトナム国家大学ハノイ校の6連携大学に加え、台湾成功大学の教員合わせて約30名が参加しました。
第1部では、はじめに事業推進責任者の大津宏康 工学研究科教授が主催者挨拶を行った後、森純一 国際交流推進機構長が挨拶しました。第2部では、2014年度協働教育科目のコーディネータを務めた各教員による講義報告に続き、2014年度履修コース受講生を代表して学生2名による、履修に対する感想の発表をしました。また、2014年度受講生対象のアンケート結果の報告の後,協働講義を担当した本学若手教員2名が、Faculty Developmentの観点から協働講義を通して得た経験について報告しました。その後,第3部では事業推進責任者の大津教授から2015年度実施計画の説明に続き、コーディネータとしてパネルディスカッションが行われました。本学とASEAN連携大学、台湾成功大学の教員合わせて8名のパネリストはそれぞれの立場から今後の方向性等について述べ、活発な議論、意見交換が行われました。最後に、Noppadol Phien-wej アジア工科大学准教授による閉会の挨拶が行われ、盛況のうちに幕を閉じました。
今回のFDシンポジウムは、学生交流の継続・協働教育プログラムの向上に寄与する良い機会となりました。
関連リンク
「強靱な国づくりを担う国際人育成のための中核拠点の形成」
www.drc.t.kyoto-u.ac.jp/