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桂キャンパスと吉田キャンパス(遠隔会場)で第10回工学部教育シンポジウムを開催し、工学部教員等約170名(桂キャンパス:約120名、吉田キャンパス:約50名)が参加しました。工学部教育シンポジウムは工学部授業アンケートの結果を基に、工学部教育のFD活動と教員相互の研修を目的として平成17年度より毎年開催しています。
第10回目となる今回は伊藤紳三郎 工学部長の開会挨拶の後、十一元三 医学研究科教授より、精神医学における発達障害の歴史と大学における現状について話題提供があり、続いて、酒井博之 高等教育研究開発推進センター准教授より、ICT利用による授業改善と教育のオープン化について話題提供がありました。
次に、工学部から3名の教員が、授業内容の紹介や学生個々の理解度を向上させる工夫、授業中に学生を引き付けておくための取り組み等を紹介した後、木村健二 工学研究科教授(新工学教育実施専門委員会委員長)より、キャップ制導入による学生の履修登録・単位取得状況の変化に関する分析結果、また過去5年間の授業アンケート結果の分析等について報告がありました。
予定時間ぎりぎりまで質疑応答が行われ、実り多いシンポジウムとなりました。
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