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ようこそ「海のめぐみ-内陸の京で磨く-」へ
総合博物館では6月4日から6月29日まで「海のめぐみ-内陸の京で磨く-」を開催しています。
本展覧会は、二つのテーマにより構成しています。ユネスコ無形文化遺産に登録された和食。その中心にある京料理を科学するのが今回の特別展です。
一つ目のテーマである「海のめぐみ」では、昆布とかつお節が辿る道のりとそれらのおいしさの裏側にある科学を解説しています。
二つ目のテーマである「内陸の京で磨く」では、京都大学の研究室を中心とした研究者チームと日本料理アカデミーの料理人たちが協力し、新たな京料理の形を探ってきた、その研究成果の一部を展示しています。
開催に先立ち行われた内覧会には、学内外約50名の出席がありました。大野照文 総合博物館長および伏木亨 農学研究科教授両名の挨拶の後、本展覧会企画実行委員の 山崎英恵 龍谷大学法学部准教授の展示解説、奥井隆 奥井海生堂代表取締役からは昆布についておよび中村元計 日本料理ラボラトリー研究会実行委員長からは研究会の活動について説明があり、出席者は、吊り下げ昆布と蔵囲い昆布にびっくりし、カツオ節が発酵食品であることに興味を持ち、熱心に展示を鑑賞しました。
なお、会期中の土曜日には、関連イベントが開催されます。
左から、内覧会で挨拶する伏木教授、解説する山崎准教授、説明する奥井代表取締役 | |
吊り下げ昆布 | 展示会場の様子 |
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