留学生ラウンジ「きずな」では3月のイベントとして「茶の湯ワークショップ -The pleasure of a simple bowl of tea-」を開催しました。
今回のイベントでは、町家を改装した風情あるお茶室「緩徐庵(かんじょあん)」を訪れ、スイス人茶道家のマイケル・シュミセク・宗瑞氏より茶道の作法や精神を教わりました。
まず初めに茶道の歴史や思想、所作について学びました。講師によるデモンストレーションを見た後は、お茶菓子を食べ、実際に抹茶を茶筅で点てることに挑戦しました。きめ細やかな泡を立てる腕の動きが特に難しかったようですが、それぞれ美味しいお茶ができました。次に濃茶も体験し、風味豊かな独特の味わいに多くの参加者が驚いていました。また、今回は炉の炭などの茶道具についても詳しく学ぶこともできました。
最後は和やかな雰囲気の中、活発な質疑応答が交わされ、充実した学びの時間となりました。今回のイベントは、日本の伝統文化を外国人茶道家の視点から学べるとても貴重な機会でした。
関連リンク
- 今回のイベント詳細(募集は終了しています)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/international/events_news/office/kyoiku-suishin-gakusei-shien/kokusai-kyoiku-koryu/event/2018/190314_1300.html - 留学生ラウンジ「きずな」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/facilities/campus/kizuna/ - 「きずな」の過去イベント
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/facilities/campus/kizuna/event/