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3月の留学生ラウンジ「きずな」月例イベントは、昨年も好評だった「三味線長唄教室」を開催しました。三味線講師には、前回と同様に、京都市国際交流会館などで活躍されていた「勘武乃の会」から先生方をお招きしました。
まず、参加者たちは「勘武乃の会」による長唄「越後獅子」の鑑賞を楽しみました。その後、前回と同じく、三味線を演奏するチームと長唄を唄うチームに分かれ、交代で代表的な日本の歌である「さくらさくら」を習いました。参加者の中には、今回で二回目の参加となった者もおり、彼らは「替手」という少し難しい旋律に挑戦しました。
他にも「きずな」チューターが、自前の沖縄三線(サンシン)による「アメイジング・グレイス」と「童神(わらびがみ)」の演奏を披露しました。演奏の後には、三味線と三線の歴史やそれぞれの素材の違い、琉球王朝の歴史や沖縄方言についても解説しました。
短い時間だったにも関わらず、 参加者たちの熱心な練習や、講師の丁寧な指導により、最後には全員で「さくらさくら」の合奏ができるようになりました。
今回の「きずな」イベントも、日本の伝統芸能を学びながら国際交流を行えるとても素晴らしい機会となりました。