留学のススメ「学部新入生のための交換留学説明会」

開催日
2015年04月22日 水曜日
時間
12時10分~12時50分
ターゲット
要申し込み
不要
公開日

 学部新入生の皆さん、これから始まる大学生活の1ページに、「留学」を描いてみませんか?

 京都大学では、1年以内の海外協定校への交換留学を初めとして、留学生と一緒に受講する英語講義や短期留学プログラムなど、多彩なプログラムを提供しています。

 今回の説明会では、国際交流センターの教員が、本学の交換留学制度、英語講義を中心に、留学のノウハウを伝授します。


基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
国際交流センターKUINEP講義室
対象
  • 在学生の方
京都大学に在籍する学部生、大学院生
定員
100名まで(先着順)

イベント内容

「草原と住まう-モンゴル・遊牧の民の現在」 西前 出 地球環境学堂准教授

モンゴルの暮らしについてお話しします。遊牧民として草原と暮らしてきたモンゴルでは、近年、定住化政策をすすめています。それによって、遊牧民の生活にも環境にもさまざまな問題が生じています。なかなか知る機会のないモンゴルですが、遊牧民の暮らしの今をご紹介しながら、日本とは全く異なる人々の住まい方について知り、そこから見える定め住むことの意味を考えてみましょう。

「町と住まう-京都・堀川団地の今昔」 大島祥子 スーク創生事務所町づくりコーディネーター

京都の堀川団地についてお話しします。堀川団地は、京都市街の堀川通り沿いにある、商店街を一階に置く、いわゆる「下駄履き住宅」です。公営住宅の「標準設計」が普及する以前の、1950年代の建物で、鉄骨づくりということもあり、風貌こそ違うのですが、空間の配置や内装や風通しへのこだわりなどは、京町家のそれを色濃くひきつぐものなのだそうです。

堀川団地には、戦前そこにあった堀川京極の伝統が残り、そこに住む人も、内装を変えたり実家の住宅との使い分けをしながら、うまく「住みこなし」てきました。とはいえ、堀川団地も還暦を迎え、建物の老朽化は否めません。しかし、ここでも、安易に建て替えを行うのではなく、現在、再生を目指しています。そのような堀川団地に、現在若い人達が住みはじめました。彼らは、DIYで大胆な内装の変更などを行いながら、町に溶け込む暮らし方を志向しています。

大島町づくりコーディネーターからは、こうした堀川団地のこれまでとこれから、京の町での暮らし方、京の町とのつきあい方についてお話しする予定です。

備考

国際センター/国際学生交流課では、海外留学を身近に感じてもらうため、年間を通じて「留学のススメ」と題し、各種説明会を開催しています。「留学のススメ」に関する情報は、随時、所属部局の掲示板や、以下のホームページでお知らせします。

お問い合わせ
研究国際部国際学生交流課
担当: 上村
Tel: 075-753-5685