今、日本が抱える大きな課題のひとつが超高齢化です。2040年には日本の全人口の約3分の1が65歳以上になると予測されています。この状況に対処するため、医学や生命科学の分野では、「老化」が重要な研究領域となってきており、特に加齢に伴ってなぜ多様な疾患が増加するのかが最近のテーマでもあります。
医師として臨床の現場に立った経験を持ち、ノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑 がん免疫総合研究センター長とともに、がん免疫研究を牽引してきた研究者でもある湊総長が、老化免疫研究の現状と展望についてお話しします。
基本情報
- その他の地域
ホテルメルパルク名古屋 2階 瑞雲の間
(愛知県名古屋市東区葵3丁目16-16)
【アクセス】
地下鉄東山線千種駅1番出口より徒歩約1分
地下鉄桜通線車道駅より徒歩約2分
- 卒業生の方
- 一般・地域の方
どなたでも参加いただけます。(高校生歓迎)
300名(申し込み先着順)
無料
イベント内容
講師
湊 長博
1951年、富山県生まれ。医学博士。専門は免疫学。1975年京都大学医学部卒業後、京都大学研修医、米国アルバート・アインシュタイン医科大学研究員、自治医科大学助教授などを経て、1992年に京都大学医学部教授に就任。2010年京都大学大学院医学研究科長・医学部長、2014年京都大学理事・副学長、2017年10月よりプロボストを務めた後、2020年10月より第27代京都大学総長に就任。免疫細胞生物学の多彩な基礎研究を展開、2018年ノーベル生理学・医学賞受賞者本庶佑教授の共同研究者として新しいがん免疫療法の開発に貢献。最近は免疫老化研究にも新局面を開いている。
申し込み
以下のリンクよりお申し込みください。
京大の知 in 愛知 申込みフォーム
※ 定員になり次第、締め切ります。
備考
主催:京都大学
後援:愛知県、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会
京都大学成長戦略本部
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
Tel: 075-753-2225(平日 9時00分~17時00分)
E-mail: event*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)