SPEC2017採択発表会を開催しました。(2017年11月13日)

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今年で3回目を迎えた「 SPEC(京大生チャレンジコンテスト) 」の採択発表会を、旧石油化学教室本館 KUINEP講義室にて開催しました。

SPECは、学生たちの挑戦を応援する取り組みで、学生自らが「やりたいこと」を企画して応募し、「自由かつユニークな発想かどうか」というコンテストの基準に照らして採択プロジェクトを決定します。採択されたプロジェクトをWebサイトで公開し広く寄附を募り、採択学生に活動資金として目標設定金額を支給します。

発表会当日は、SPEC選考委員長である川添信介 理事・副学長の開会挨拶に始まり、2016年度採択学生による進捗状況報告では、2人の学生が実験結果や今後の展望を紹介しました。

その後、本学卒業生で、知財教育を手がける発明塾長の楠浦崇央 TechnoProducer株式会社代表取締役による「“挑戦”が人を育てる」と題したミニ講演を実施し、「何かを成し遂げようと行動することで必要なことを学び、挑戦が縁とチャンスを呼ぶ。京大の“自由”を楽しみ、よい仲間とよい議論をして挑戦を続けてほしい。」と、これからさまざまなチャレンジに挑む採択学生たちを励ましました。

引き続き、2017年度採択学生によるプレゼンが行われました。今年は5件が選ばれ、「この着眼点が私たちのオリジナル!」、「悲願の世界頂点へ!」とそれぞれが熱い思いを語りました。

これらの各プロジェクトに対し山極壽一 総長が寸評を行い、「皆さんの取り組みは、学術世界ではなく、広い社会の多様な価値観で評価される。それは非常に貴重な経験だ。“誰も知らない”ことを大切に、仲間と一緒に探求していく楽しさもぜひ味わってほしい。」とメッセージを贈りました。

最後は基金担当の徳賀芳弘 副学長より、閉会挨拶として支援のお願いを呼びかけて会を締めくくりました。

採択学生のプロジェクト進捗状況については、京都大学基金Webサイトにて今後リポートする予定です。

左から、開会挨拶をする川添理事、各プロジェクトの寸評を行う山極総長、講演する楠浦代表取締役、閉会挨拶をする徳賀副学長

藤田菜穂さん(理学部)、司悠真さん(理学部)[オーロラの音に関する共同研究チーム]

童友さん(農学部)、道盛裕太さん(工学部)、福田晃子さん(理学部)、惣田彩可さん(理学部)[iGEM Kyoto 2018]

外山尚吾さん(医学部)[京都大学医学教育を考える学生の会(KS-CoM)]

左から、山本奈美さん(農学研究科博士後期課)、太田一行さん(情報学研究科修士課程)、2016年度採択者の上田竜平さん(文学研究科博士後期課程)、中尾元さん(人間・環境学研究科博士後期課程)

2016・2017年度採択学生と総長らと記念撮影

関連リンク

SPECにおける寄附は、以下のサイトにて募集しています。(2018年1月31日まで)